Whatever CCO 川村真司が原案・脚本を務める初監督作品『HIDARI』のパイロットフィルムを、世界のストップモーション界を支える最高峰のアニメーションチームである、ドワーフ スタジオとTECARATと共に制作しました。
『HIDARI』は、数多くの作品と逸話が残るが実存したか定かではない伝説的な江戸時代の彫刻職人「左甚五郎」の物語を、江戸の史実と絡めて大胆に再構築し、左甚五郎の作品と同じ“木彫”による人形を使って描く「ストップモーション時代劇」です。左甚五郎にまつわる様々な逸話と同じように、コマ撮りによって「木彫りの人形に命を吹き込む」ことで映像化しています。ジャパニメーションのようなダイナミックなアクションと、ストップモーションのアナログな世界観を大胆にミックスした、かつて観たことのないような映像を是非ご覧ください。
このパイロットフィルムを出発点に、最終的には長編映画を完成させたいと考えています。映像をご覧になって「この物語の先をもっと観たい!」と思って頂けたら、是非応援をお願い致します!
https://hidari-movie.com/ja/
【長編作品のあらすじ】
左甚五郎は江戸時代に実在したとされる、大工にして天才彫刻師。彼の数々の逸話と史実を紡ぎ合わせたのが本作の物語である。若く才能溢れる大工の甚五郎は、親方達と共に江戸城改築という大事業にかかわることとなる。しかしその完成間際、江戸城に隠された秘密の口封じのため、他の大工や親方と共に罠にはめられてしまう。彼以外の仲間は皆殺しとなり、彼自身も利き腕である右腕を失う。絶望する甚五郎を突き動かすのは、復讐の二文字。その天才的な大工の技術を用い、失った右腕を強力なカラクリ義手に設え直した甚五郎。共に生き延びた相棒のネコ(後に彼の代表作、眠り猫のモデルとなる)と共に、復讐の旅に出る。そんな彼を、人はいつしか「左甚五郎」と呼ぶようになっていた。
次々と仲間の仇を討ちながら、黒幕に迫っていく一人と一匹。やがて将軍家の巨大な陰謀に気がつき、運命の地である江戸城へと再び乗り込んでいく。しかし自らが改築を手がけた江戸城は、最新兵器が搭載された難攻不落の要塞と化していた!巨大なカラクリ武器で武装された江戸城で、果たして甚五郎は首謀者を討つことができるのか?
Theater
・新宿バルト9&T・ジョイ・梅田(2023/4/21~2023/5/4)
Film Festival
・徳島ニューノーマル映画祭2023(徳島, 2023/3/1)
・新潟国際アニメーション映画祭(新潟, 2023/3/18)
・SSFF & ASIA 2023 アニメーションプログラム3(東京, 2023/6/24)
・夕張国際ファンタスティック映画祭 インターナショナル・アニメーション・コンペティション部門(北海道, 2023/7/1)
・New York Asian Film Festival Narrative Shorts Showcase – Animation(New York, 2023/7/21)
・The 19th Seoul Indie-AniFest2023 (Seoul, 2023/9/14)
Award
・Winter 2023 International Independent Film Awards, Platinum and Gold Award
・Asia South East-Short Film Festival 2023, Gold Award
・Desertscape International Film Festival 2023 Creative Spirit Award
・New Zealand Vision Fest Film Festival 2023 Best Animation
・ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 優秀芸術賞
・8th Edition Ciudad De Mexico International Film Festival Best Animation Short Film
・PSIAF 2023-Palm Springs Animation Festival Best Stop-motion
・22nd New York Asian Film Festival Special Mention
・Fotofilm 4th Internatıonal Short Film Festival International Best Stop Motion
Whatever ShopにてHIDARIのオフィシャルグッズも販売しています!
https://shop.whatever.co/