2018 年 3 月 13 日より上野・国立科学博物館にて開催された特別展「人体 ー神秘への挑戦ー」において、インスタレーション「人体 NETWORK SYMPHONY」を企画・製作しました。
最新科学が描き出した、美しく騒がしい“人体の中の巨大ネットワーク”を体感することができます。
また、今回の展示期間に合わせ、展示内容を 3D シュミレーションしたスペシャル WEB コンテンツも制作しました(※PC のみ)。まるで「人体 NETWORK SYMPHONY」にいるかのような、ビジュアライゼーションを疑似体験できます。
NHKによるTV番組『人体』では、体内のあらゆる臓器や細胞が、まるで互いに会話するように「メッセージを伝える物質」をやりとりしており、その情報ネットワークによって私たちの命や健康が支えられているという発見を紹介していました。
「NETWORK SYMPHONY」は、そんな”臓器同士のメッセージのやりとり”を、人体ネットワークの中に入り込んだように体感できます。
ブース内には、心臓・腎臓・脳など主要な臓器が空間に浮かんでおり、それぞれの下に移動すると「疲れた、しんどい」「ごはんが来たぞ!」など、その臓器が発する”メッセージ”が聞こえ、それが色鮮やかな光の粒で表現された「メッセージ物質」によって他の臓器に伝わっていきます。
さまざまな臓器からのメッセージが重なり合うことで、”体内シンフォニー”ともいうべき美しい音楽が紡ぎ出され、色と音が織り成す神秘的な体内ネットワーク空間を作り上げました。
https://www.nhk.or.jp/kenko/jintai/networksymphony/