Whatever、Kudos Design Collaborative 、Conduit Projectsの3社合同で、ミュージアムや公共空間のためのインタラクティブ体験を企画・開発するクリエイティブ・ユニット“KASA”を発足し、2019年6月にニューヨークでオープンした、ポスタアートに特化したアメリカ初の博物館「Poster House」内の常設インタラクティブインスタレーションを企画・制作しました。
https://posterhouse.org/
Poster Houseは、展覧会、イベント、そして出版物など、1800年代~現在にわたり使用されてきた、世界的なポスターアートの歴史を展示し、グラフィックデザインがもたらす社会へのインパクトを後世に伝えること目的としています。
Poster Wall (ポスターウォール)—ミュージアムの膨大なポスターコレクションの中から、数秒ごとにランダムで高解像度のポスターが表示される4Kデジタルディスプレイ。来館者がボタンを操作することで、コンテンツを自ら選択することもできます。Poster Wallには、専用の管理システムが構築されており、美術館のスタッフはそのシステムを通して、簡単にコレクションを追加・更新することが可能となっています。
Poster Machine(ポスターマシーン) — グラフィックデザイナーになった気分でポスターの制作プロセスを体験できるデジタルインスタレーション。制作の各ステップでは、ポスター制作に必要な基本的な要素(シンボル、色、フレーズ、フォント、デザインスタイル等)の重要性と、デザイン思考について説明しています。143,000通り以上のポスターをデザインすることが可能となっています。